2011年 10月 22日
syuzai2
|
こんばんは、桑原です。
ここのところ、様々なお客様よりオーバーフロー水槽セットを立て続けにご注文いただいており、スタッフ一同誠に嬉しい悲鳴を上げております。ありがとうございます。
で、先週のお話になるのですが、雑誌「インテリアアクアリウム」の取材と同行し、埼玉県草加市のK様宅まで水槽設置にお伺いいたしました。
水槽サイズは1200×450×500H+クーラーキャビネット。どちらもビーボックスオリジナルキャビネットです。
水槽設置場所はリビングですが、コンクリでの床下補強を行っていただいております。地震など予期せぬトラブルに対してもばっちりです。キャビネットの高耐久性と合わせて、長く飼育をお楽しみいただけることでしょう。
水槽自体もビーボックスのオリジナルタンク。シリコンの寿命も長い、しっかりと作成された純国産品です。
キャビネット内部はこのような感じで。サンプもビーボックスオリジナルのウエット&ドライ。
サンプはシステムを決定する最も大きな要因となりますが、飼育したい生体と管理ペースによってその選択するのが最重要事項。ナチュラルシステムと比較して、生体導入数・タイミング・水換えなどの見極めが容易な点がメリットです。
尚、画像でわかるように底砂を厚く取っていますので、例えば安定した後にろ材を抜いてナチュラル化していくことも可能です。今回、K様はミドリイシをメインで飼育されたいというところからこのようなスタイルを取りました。
ポンプは2台。循環ポンプとスキマー用(バレットⅢ)です。殺菌灯はQL-25。
クーラーキャビネットへは、キャビネット側面の穴から配管。バレットの戻りもこの穴を利用し、水槽背面には配管をいっさい回しません。もし水槽背面に配管を回してしまうと、トラブルが発生した場合に水槽自体を撤去しなければ修復が困難になるためです。基本的には真正面からすべてに手が回るように組み立てていきます。
クーラーはZC-1000を使用。余裕を持った機種選定です。今後、照明や水流ポンプを増やしても対応できます。
クーラーキャビネットの上にバレットを配置しますが、給水・排水ともに天板穴から配管が抜けるのでロスも少ないです。切り離せるように自在ユニオンも配管済み。
そして、バレットの排水はサンプのウールマットへ抜けます。スキマーを掃除した際に出る汚れもウールで受け止めます。
給水の循環は2ライン。万が一の水槽の差し替えやお引越の際にも切り離し可能なよう、水槽底面はゴムジャバラや自在ユニオン、ホース等で配管。
照明はマザラを2灯使用。底砂に反射した色を見ていただけると、その明るさがおわかりいただける事と思います。
と、全体の概要はこのような感じですね。さらに細かい手順は11月末に発売の「インテリアアクアリウム」をご覧下さいますと、よりわかりやすいことと思います。
オーバーフローセットというのはトータルコーディネイトであり、予め設計されたものをロスなく接続していくのがポイントということです。ですので「水槽XXとサンプXXを持っているんだけどどうやって接続したらいいか」「一番いい殺菌灯とクーラーの接続法はどうしたらいいのか」のようなご質問を受けるのですが、ご説明は容易ではありません。オーバーフローのパイプ径、使用するポンプ、底砂の厚さ、飼育される方がどうやった管理をできるのか、といったところで回答がいくらでも変わってしまいます。逆に言えばそこまでを考慮して器材を用意しシステムを組んで、それに合わせて配管はあとから付いてくるものです。また飼育できるできないという以前にも、ポンプ設定を間違えるだけで水が溢れるなどの事故は簡単に起こりえますので、オーバーフローセットをお考えの方はこの点をぜひ参考にしていただきたいと思います。
今回のK様にはたいへんなご協力をいただきまして、設置前よりお打ち合わせを行い、当店ショールームにある実際に稼動している水槽を参考にしていただきアイテムの選択を一緒にしていきました。
しっかりと、長く、きれいに、楽に大切な生体を飼育する。ビーボックスではそのためのお手伝いをさせていただきたいと思います。八潮店には実際に稼動している水槽がございます。もちろん松戸店でも基本的なオーバーフローセットは展示済みですので、アクセス等にご都合の良い方を選んでいただきぜひともお気軽にご相談くださいませ。
最後になりましたが、長時間の取材にご協力いただきましたK様には御礼申し上げます。ご協力ありがとうございました。
ここのところ、様々なお客様よりオーバーフロー水槽セットを立て続けにご注文いただいており、スタッフ一同誠に嬉しい悲鳴を上げております。ありがとうございます。
で、先週のお話になるのですが、雑誌「インテリアアクアリウム」の取材と同行し、埼玉県草加市のK様宅まで水槽設置にお伺いいたしました。
水槽サイズは1200×450×500H+クーラーキャビネット。どちらもビーボックスオリジナルキャビネットです。
水槽設置場所はリビングですが、コンクリでの床下補強を行っていただいております。地震など予期せぬトラブルに対してもばっちりです。キャビネットの高耐久性と合わせて、長く飼育をお楽しみいただけることでしょう。
水槽自体もビーボックスのオリジナルタンク。シリコンの寿命も長い、しっかりと作成された純国産品です。
キャビネット内部はこのような感じで。サンプもビーボックスオリジナルのウエット&ドライ。
サンプはシステムを決定する最も大きな要因となりますが、飼育したい生体と管理ペースによってその選択するのが最重要事項。ナチュラルシステムと比較して、生体導入数・タイミング・水換えなどの見極めが容易な点がメリットです。
尚、画像でわかるように底砂を厚く取っていますので、例えば安定した後にろ材を抜いてナチュラル化していくことも可能です。今回、K様はミドリイシをメインで飼育されたいというところからこのようなスタイルを取りました。
ポンプは2台。循環ポンプとスキマー用(バレットⅢ)です。殺菌灯はQL-25。
クーラーキャビネットへは、キャビネット側面の穴から配管。バレットの戻りもこの穴を利用し、水槽背面には配管をいっさい回しません。もし水槽背面に配管を回してしまうと、トラブルが発生した場合に水槽自体を撤去しなければ修復が困難になるためです。基本的には真正面からすべてに手が回るように組み立てていきます。
クーラーはZC-1000を使用。余裕を持った機種選定です。今後、照明や水流ポンプを増やしても対応できます。
クーラーキャビネットの上にバレットを配置しますが、給水・排水ともに天板穴から配管が抜けるのでロスも少ないです。切り離せるように自在ユニオンも配管済み。
そして、バレットの排水はサンプのウールマットへ抜けます。スキマーを掃除した際に出る汚れもウールで受け止めます。
給水の循環は2ライン。万が一の水槽の差し替えやお引越の際にも切り離し可能なよう、水槽底面はゴムジャバラや自在ユニオン、ホース等で配管。
照明はマザラを2灯使用。底砂に反射した色を見ていただけると、その明るさがおわかりいただける事と思います。
と、全体の概要はこのような感じですね。さらに細かい手順は11月末に発売の「インテリアアクアリウム」をご覧下さいますと、よりわかりやすいことと思います。
オーバーフローセットというのはトータルコーディネイトであり、予め設計されたものをロスなく接続していくのがポイントということです。ですので「水槽XXとサンプXXを持っているんだけどどうやって接続したらいいか」「一番いい殺菌灯とクーラーの接続法はどうしたらいいのか」のようなご質問を受けるのですが、ご説明は容易ではありません。オーバーフローのパイプ径、使用するポンプ、底砂の厚さ、飼育される方がどうやった管理をできるのか、といったところで回答がいくらでも変わってしまいます。逆に言えばそこまでを考慮して器材を用意しシステムを組んで、それに合わせて配管はあとから付いてくるものです。また飼育できるできないという以前にも、ポンプ設定を間違えるだけで水が溢れるなどの事故は簡単に起こりえますので、オーバーフローセットをお考えの方はこの点をぜひ参考にしていただきたいと思います。
今回のK様にはたいへんなご協力をいただきまして、設置前よりお打ち合わせを行い、当店ショールームにある実際に稼動している水槽を参考にしていただきアイテムの選択を一緒にしていきました。
しっかりと、長く、きれいに、楽に大切な生体を飼育する。ビーボックスではそのためのお手伝いをさせていただきたいと思います。八潮店には実際に稼動している水槽がございます。もちろん松戸店でも基本的なオーバーフローセットは展示済みですので、アクセス等にご都合の良い方を選んでいただきぜひともお気軽にご相談くださいませ。
最後になりましたが、長時間の取材にご協力いただきましたK様には御礼申し上げます。ご協力ありがとうございました。
by b-show-room
| 2011-10-22 17:40